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ちょっと待て。その判断で、大丈夫?

なんとかなるさ、と言ってその通り

なんとかなっている人は、

なんとか"している"

からなんとかなるのであって、

要するにそれは、

"人事を尽くして天命を待つ"

ということなんだと思います。



だけど、効果的な対策や

適切な対処などをしてないのに、

自分の都合の良いように解釈して

なんとかなっている、

と思い込んでいる人は、

"危険に対する感覚が鈍っている"

のだと思います。



第三者から見ればそれは、

砂の城に住み、すぐそこに大きな波が

迫っているようなもの。

砂の城の住人が"なんとかなっている"

と思うのは、適切な判断力が奪われている、

ということなんだと思います。



まさに、機能不全家族で育つことは、

砂の城の住人のように、

"危険を危険と認識できない"

"適切な判断ができない"

という状態になるのですから、

私は、

最終的に選択するのは自分だとしても、

何かを決める・選択する時には、

必ず信頼できる専門家に相談してきました。

それでなければ、逆に不安です。



なぜならその決定は必ず、

時にはストレートに、

時には形を変えて、

子どもに影響するからです。



同じ考えるのでも、

曇って歪んで見える目と、

曇りのない真っ直ぐな目で見るのでは、

見えてくるものが全く違ってきます。

だったら曇りのない目の力を借りればいい。



私にとって、

現実逃避ほど怖いものはありません。

見るのが怖いと目隠しをして、

落とし穴の潜む道を進むように、

自分で自分を危険にさらすようなものだから。

そして更には、

長い間の歪みが、現実逃避している自分にさえ

気づかなくさせることもあるようですから。

by cherish-chu | 2009-07-16 12:34 | こころについて