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レジリアンシーが弱っていると

育児や人間関係の困ったことを、

"専門家に話す・相談する"

といっても、そのことによって、

安心感や、自信が得られるようでなければ、

その専門家との相性が合わないことも考えられるので、

話すことの目的(安心・自信・自由を得ること)

達成できるような相手を選び直すこともできます。



しかし、

安心や自信、自由が得られているわけでもない、

状況が少しずつであっても改善しているわけでもない、

それでもただ漫然とその専門家の元へ通う、

そういう人も、少なくなくいるようです。



思うに、

"私は専門家に相談している、
ということだけで満足している"

ということなのかもしれない、と感じます。



私が相談する動機、

"なんとかしてラクになりたい"
"この状況から抜け出したい"
"子どもを巻き込みたくない"

という気持ちとは違い、

"本当は変わりたくない、変わるのが怖い。
だから、自分に向き合って進んでいく、
そういう専門家を無意識に避けている"

というような回避行動のようにも思えます。



"本当は行きたくないけど、行かないと怒られるから"

と仕方なく学校に行く子どもと同じような。

そんなふうに"とりあえず行っている"ので、

内容なんて、どうでもよくなってしまうのかもしれませんね。

目的を果たせていないことにも気づけないのかもしれません。




この違いは、レジリアンシー(心の弾力性)が機能しているかどうか、

ということなのかなぁと思っています。




しかしそのような行動の積み重ねも、

行動したような結果がいずれ出てきますよね。

改善していけば軽くなり、解放され、

していなければ、月日のぶんだけ重く歪んでしまう。



それらすべては、自分自身の気持ちが、

その時々に教えてくれているのですが、

レジリアンシー(心の弾力性)が弱っていると、

受け止めにくい気持ちには

耳を塞ぎたくなってしまうのですよね。



しかしその時こそ、

本来の意味で、生きる力を取り戻す

サポートをしてくれる人の力を借りることで、

一人では難しいことが可能になります。



専門家に話す(放す)・相談する目的を

見失ったり、忘れたり、あきらめかけている、

そんな自分に気づきたいものですね。

いつからでもやり直しは可能ですものね。




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by cherish-chu | 2009-08-02 13:38 | こころについて