かのようなパーソナリティ(as if personality)

〜かのようなパーソナリティ (as if personality)とは〜


○●精神分析学者H. Deutsch(ドイチェ)が提唱した
境界例(境界性人格障害 Wikipedia)の特徴の一つ。


○●一見、周囲に適応している"かのように"見えるが、
他者と情緒的な深い関わりを持つことができず、
表面的な順応状態を繰り返す。


○●ちょっとした原因でバランスを崩し、キレて暴れたり、
悪態をついたり、あるいは急に泣き出したり、
手首を切ったりなどするが、このような混乱は
ずっと続くわけではなく、感情の嵐が通り過ぎれば
再び何も問題がないように振る舞ったりする。


○●自己と対象との区別が達成されず、自我同一性が
確率していないため、環境次第で目前の対象との
表層的・一次的な同一化を繰り返し、一貫性に欠ける。

(問題はあるにしても、とりあえずまわりの人たちに
合せていれば自分をごまかすことができるとの思いから
その場その場でいい子を演じ、他者に迎合することで
心の中を覗かなくてすむ。自分に向き合うなどということ
よりは、堪え難い空虚感には目をつむり、
相手に合せて気楽にしていた方がいい。)


○●時には、どのような仮面をかぶればいいのかわからなくなり、
見境なくまわりの人に同調し、その人と同じになろうとする。
それは自分というものがないためで、目の前の人と
同じになることで、心の空白を埋めようとする。


○●as if状態が高度に発達すると、
高機能型境界例と呼ばれるようなタイプになる。
これは、高度な適応能力を持っており、
普段はまったく問題ないように社会に適応し、
社会人としての役割を担い責任感も持っているが、
境界例としての一面も持ち、突然のストレスに
さらされた時などに、境界例的な混乱状態が発生し、
破滅的な行動をとってしまう。



以上、調べものの覚え書きです。

人間は、生き延びるために、

無意識下でさまざまな働きを

しているのだなぁと思います。
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by cherish-chu | 2009-09-16 15:11 | こころについて