伝わる気持ちと、傷つける言葉

いろんな支援のメッセージが溢れる中で、
ストレートに伝わって来たのがこちらの動画です。



見ているうちに、涙が溢れていました。
言葉の選択や、その見せ方、そして音楽などの伝える技術、
どれをとってもさすがアメリカ、と感じました。
そこにある強い気持ちが、そのまま伝わってきます。

日本でも、テレビなどでいろんなメッセージが
流れてくるのですが、こちらのCMをみて、
言葉よりも音楽のほうが摩擦なく伝わりやすい状況、
というのはあるのかもな、と思いました。

さまざまに流れるメッセージの中には
”どうしても違和感を感じる”ものも少なくなかったのですが、
ある日Twitterでこちらのブログ記事を見つけて、
その違和感を見事に表現してもらった、と感じたのでした。

「そうやんなぁ、そう思うよなぁ」って、すごく共感しました。
この記事はなんと1万9千もツイートされているようで、
読んで心動かされる人が多かったのだろうと、思います。

心理学 総合案内 こころの散歩道HPに、
被災者を傷つけないためにというコンテンツがあり、
その中の「被災者を傷つける言葉」にはこれらが挙られています。

引用ここから〜
・がんばってください
・前向きに行きましょう
・早く忘れましょう
・泣いてはいけません
・気持ちはわかります
・私にはとても耐えられません
・あなたはまだまし

〜ここまで (心理学 総合案内 こころの散歩道HPより)

ものスゴく頑張っている人に、
「頑張ってください」というのもそうですし、
「気持ちはわかる」というのも、ドラマなどで、例えば
犯罪被害者の遺族に対して「お気持ちはわかりますが・・」
みたいなセリフを言うのはほんとによく見かけます。
テレビは思っている以上に影響力が高く、それを見た人が
「こういう時はそんなふうに言うのか」
と学習してしまうことも多いと思うので、
もう少し考えて欲しいと思うことのひとつです。

こういう、場合によって不適切な言動が特に厄介なのが、
”それが善意から発せられていること”なのかな、と思います。
良かれと思って言っている、というのは、
傷つけようとして言っていることよりも、
こちらが声をあげにくいこともあるし、
傷ついている時は、気力も体力もないので、
「もう、いいや」となってしまうこともあると思います。

違和感を感じるメッセージというのは、
発する側の、同じ目線ではなく、
斜め上から眺めているような、そんな姿勢が
受け手に伝わっている、ということなのかもしれません。

こういう時は、いろんなことが浮き彫りになるし、
また、改めて考えるきっかけにもなります。
知ることの大切さも、痛感します。
ただ、情報過多による脳疲労も気遣ってあげないと、ですね。

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by cherish-chu | 2011-04-19 14:15 | 知っておきたいこと