「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:生き辛さの対処法( 16 )

どうしようもないこと

わかっているけど、どうしようもないことってありますよね。

そういう気持ちに寄り添える人でありたいなと思います。


どうしようもないくらいのざわざわする気持ちだからこそ、

大切にすればするほど自然と乗り越える大きな力が湧いてくるんだと思います。


そして、そんな力を奪ってしまうのはやはり、

その状態に対しての評価や、

こうするべき形を説くようなことなんだと思います。


人それぞれに成長の段階が違い、

今、必要なこともその人によって違います。


この人はこういう状況で、こうすればいい、

というような解釈もそれぞれで、

他者は想像することしかできないので、

それが適切かどうかもわからないうちに

決めつけてはいけないんですよね。

そういう行為そのものがその人の力を奪うから。



心の問題は、本当にデリケートで、繊細なんだ、

ということを改めて感じています。

だからこそ、大切に大切に、

そうっとくるむように

”私の気持ち”を大事にしたいです。


プラスにしろマイナスにしろ、

エネルギーの量としては同じなので、

マイナスで起こった感情も、

動かす時にプラスに変換すればいい。

気持ちを大切にしていれば

おのずとその時は来るのです。


幸いなのかどうかわかりませんが、

そうしたざわざわした不安やどうしようもない気持ちは、

たくさん経験してきたので、

そのような場合に”してはいけないこと”も

経験上、よく知っています。

それも今後、活きてくるんだろうと思います。


伝えたいのは、

「こうしないとこうなりますよ」とか

「こういう状況の人はこうなってしまいますよ」

というような分析や脅しではなく、

「こんなことがあっても、こうすることで

こんなにラクになれますよ」というような”希望”です。

それこそ私が経験した中で、最も伝えたいことです。


どんな出来事も、乗り越える力を

私たちは持って生まれていることを信じています。

その気持ちに寄り添い、大切にすること、

結論を急がないこと、評価や分析をしないこと、

生まれ持った力を信じて待つこと。

自分に対しても含めてのそのような関わりが、

その人の持つ自然治癒力、

成長する力、よりよく生きようとする力を

引き出していくのだと思います。


e0171985_1653243.jpg

[PR]

by cherish-chu | 2012-05-03 17:02 | 生き辛さの対処法

同じ機能不全家庭でも、人それぞれ、違う反応。

自己肯定感を持てず、生き辛さを感じていても、
人によっては「私は機能不全家庭で育った」
ということを受け入れられない場合もあります。

親の言動に不満や理不尽さを感じたり、
反発してきたような場合は、機能不全家庭について
知った時「あぁ、やっぱりそうだったんだ」
というふうに受け入れやすいと思います。

「何かおかしい」という違和感が、
ハッキリとした形になって証明されたようなものなので、
むしろスッキリするぐらいではないでしょうか。

しかし、親の言動を
「私のことを思って言ってくれているのだ」
「私がいたらないから、こうなるんだ」
のように解釈し、親の言う事を聞き、
従ってきたような場合は、機能不全家庭であり、
適切な関わりでなかった、というような説明も
「親をけなされた、家族をわるく言われた」ように感じたり、
受け入れるのに抵抗を感じることもあるのですね。

家族とはこうあらねばならない、あるべき、という
理想のようなものが、いかに人を縛り、自由を奪うか、
ということを感じます。



育った家庭は機能不全だった、と受け入れることは、
自分自身を救う第一歩です。

それを受け入れないことは、
親の言動を正当化することになります。

それはどういうことかというと、ここが大切なことですが、
"その言動によって傷ついた自分の気持ち”
を否定すること、無視すること、抑圧することです。

傷ついた気持ちや、尊重されなかった存在に、
自分自身が気づいて共感することなく、
否定や無視をして抑圧したままでは、
何も始まらないどころか、傷が膿み広がることもあります。



しかし、人間の心はそう単純でも鈍感でもないです。
今まで白だと信じて生きてきたものを
突然黒だったと言われて「あぁそうですか」と
機械のようにスイッチひとつで簡単に
切り替えられるようなものではないですよね。

傷ついた心を抱え、それだけを拠り所にして
生きて来たような場合なら、尚更だと思います。

抵抗を感じる、受け入れられない気持ちも、
"大切な私の気持ち"ですから。



専門家のサポート(カウンセリング)を受けるなど、
ひとつひとつ丁寧に、そうした気持ちを受け止め
共感してもらう、"尊重される経験"を積んでいくと、
そんな拠り所は必要ないことに気づいてきます。

本当の拠り所、安全基地は自分の中にある、
ということを実感していくことができるのです。

すべては、さまざまな原因によって奪われた、
あるいは弱まった、生きる力(レジリアンシーなど)
を取戻すことで、改善していきます。

同じ機能不全家庭でも、人それぞれ反応も進み方も違い、
その時々で、抵抗や行き詰まりを感じることもありますが、
そういう大変な時こそ、大きな変化の時です。
休みながらでもあきらめず続けていけば、かならず、
道は開け、明るく照らされていくと信じています。


e0171985_2394028.jpg

[PR]

by cherish-chu | 2011-06-05 09:29 | 生き辛さの対処法

ご縁と磁石

あるグループや、場所において”居心地がよくないなぁ”
という”ザワザワする感じ”がした時、私は、
『(その人や場所と)ご縁がないんだな』と思っています。

でも、そこで「私がもう少しこうすれば」とか
「あの人がもう少しこうしてくれたら」と
”考えてしまう”と、責める事になってとてもやっかいです。

そんなふうに、無理をしてでもそこに馴染もうとするのは、
例えば磁石の同じ極を、むりやりくっつけようとするようなものだと思います。
どうやってもくっつかないS極とS極を、なんとかくっつけようとしている、
という・・そんな姿を想像します。

人生で起こる出来事にはどんなことにも意味がある、
ということで、そういう出来事の意味はというと、
”自分について知る”ことになるんだろうなと思います。

私は、こういう場にはご縁がないんだな、
ということがわかると、次に同じことが起こった時、
次へ進むための時間が短縮されるし、
ストレスを感じることも少なくなりますよね。

大事なことはいつも、感覚や気持ちが教えてくれますね。

e0171985_2048524.jpg

[PR]

by cherish-chu | 2011-05-22 20:50 | 生き辛さの対処法

イメージと感情という刷り込み要因と・・いろいろ。

うつなどの症状で家事など身の回りのことができなくなってしまうのは、
当事者にとっては本当に辛く苦しいのですが、
その苦しみがまわりの人になかなか理解されず、
そのことが様々な誤解や軋轢を生むようなことも多いです。


身の回りのことができなくなる要因のひとつは、
エネルギーが奪われ枯渇してしまい、
こころも身体も休養を必要としているから、
ということももちろんあると思うのですが、
もうひとつ、こんな原因もあると思うんですよねemoticon-0138-thinking.gif


例えばある人が、大人になり自活するまでに、
家庭で家事の方法を教わっていたとしても、
それが実際にそのまま訳に立つかというと、
必ずしもそうとは限らないようです。


それは、”あいさつしなさい”や
”勉強しなさい”といくら指示されたとしても、

その人がそれを”したい”と思わなければ、
あるいはしようとするエネルギーを奪われていれば、

監視者(しなさいと言う人)がいないところではしない、
というのと同じような意味で、です。
(自主的にするのではなく、
それをしないと怒られるからする、ようなこと)


なのでそれは、
”その行為(あいさつや勉強や家事)が
どのような「感情」と結びついているか”
ということが関係してきますemoticon-0144-nod.gif


どういうことかというと、
例えば機能不全家庭の子どもが、

”子どもらしく過ごしたい(遊びたい)”
”甘えたい””かまって欲しい”

という気持ちを抑え込み、寂しさや悲しみを抱えたまま

”将来のために家事を覚えなければならない”
”育ててやっているのだから手伝うのは当たり前”

とばかりに親に家事手伝いをさせられ続けたら、
その人にとって家事は、その時の”惨めさ・悲しみ・辛さ”
という”不快感”とセットになって刷り込まれる、
ということです。家事=不快というように。


まず満たされる必要のある欲求があるのに、
誰かの都合でやりたくないことを強制されるというのは、
どんなことでもイヤだし、そんなことを強要され続ければ
二度とやりたくなくなってしまうこともあるでしょうemoticon-0124-worried.gif


そしてまた、親が怒りや不満をそのままに
生活(家事や仕事)していれば、
その生活自体が、この世界そのものが、
”とても厳しく辛いところで、生きるためには
イヤなことも我慢しなければならない”
のようなイメージが刷り込まれてしまうのだと思いますemoticon-0101-sadsmile.gif


自分が未だ食べたことのないものを、
毎日毎日イヤな顔をして不味そうに食べるところを
見せられ、その食べ物に”イヤな、不味いもの”
というイメージを持ってしまう、というふうにemoticon-0107-sweating.gif


日常生活への意欲そのものが奪われるような状況ですね。


このように、家事や身の回りのことができなくなることは、
そうした過酷な環境で生きのびるためにエネルギーを使い果たしたことと、
生活習慣に対するイメージや感情も影響しているんだと思います。


こうやって書いてみても、これまでよく頑張って来たなぁ、
本当にスゴいことにチャレンジしてきたなぁと
思うくらいで、当事者は本当にフルマラソンを毎日
走るかのような大変さを感じているのですが、
まわりにはなかなかそのようには伝わらず、
人によっては”怠けている””ラクをしている”
あるいは”大げさ”であるかのように思われる
こともあるので、辛いところですよね。


もちろん、どんなことでも、経験してみないとわからない
こともあるでしょうから”伝わる人に伝えればいい”のでしょうね。


でも、伝わらない辛さを感じている人は、
決して少なくないと思います。多いかも知れませんね。


日本では、勤勉とか努力とか根性とか我慢とか
書き出すだけでしんどくなるような言葉が
未だ美徳のように語られることもありますし、

”自分がガマンしてやっていることを
人がせずに済むことがガマンできない”人も
少なくないようですから・・( ̄∇ ̄;)


それでも、大変なことほど乗り越えた達成感も大きいので、
私はやっぱりあきらめないんですよねemoticon-0157-sun.gif
達成感の”歓喜”を余す事なく味わいたいから。
どーしても味わいたいから。
ひとつひとつ達成した時に見えて来る新しい世界も、
ものすごーーーく楽しみなんですemoticon-0115-inlove.gif


自分を癒すエネルギーのたねは自分の中にあるから、
困ったら人の力も借りつつ、自分で自分に共感し、
讃え、愛情(エネルギー)を与えていこうと思います。
自分で自分を承認し、与えることが出来れば、
他者からの承認はそれほど重要でなくなるんですよね。

結局のところ、人の力を借りることも、
自分で与えることの一つなんだと思います。

そうやって、人のあいだで循環していくんだろうな〜って。


ああ、そんなふうにもっと成長したい!!(^▽^;)


想像すらできない過酷な状況を生き抜いて
輝きを取戻した世界の偉人と言われる人たちも、
そういうふうに自分を支えて来たんじゃないのかな〜
・・な〜んて、思うんですよね〜emoticon-0157-sun.gif

e0171985_1414673.jpg

[PR]

by cherish-chu | 2011-03-04 16:14 | 生き辛さの対処法

まわりまわって繋がっている。

「助けて」と言う生きる力の続きを書きたいと思います。

オレンジさんも紹介してくれた記事の中で書いてくれましたが、
傷つき体験をそのままにしていると、
自分自身も他者を傷つけてしまう(加害者になる)場合があります。

私がとても気になり、人の力を借りて欲しいと願うのは、
家庭内でハラスメントやDVなど、さまざまな暴力が起こり、
傷ついた大人が人の力を借りるなど適切な対処をしないことで、
子どもが被害に遭っている場合です。

大人自身もそのような家庭で育ったために
「いつものこと」「こんなものだ」と思っていたり、
そんな状態に慣れてしまって
暴力を暴力と感じられなくなっていたりで、
自分のことで精一杯で、子どもの心のケアまで
カバーしきれないこともあります。

今では、DVやモラハラなど、家庭で起こる暴力について
ネットなどでも情報が広がってきたので、
自分もそうじゃないか、と感じている人も多いようですが、
相談することを躊躇したり、相談したとしても、
改善のために必要な行動(加害者から逃げる・
適切なカウンセリングの継続など)
に繋がらず、結果として子どもが救われないまま、
被害を受け続けているということも少なくないようです。


暴力や抑圧を受け続けると人は、
「自分で自分をコントロールできない」
という"無力感"を感じ、
「どうせ何をやっても無駄だ」というふうに、
改善への意欲が湧かなくなることもあるそうです。

そのような状態で、
カウンセリングや相談をして自分に向き合うことは、
とてつもなく大変で、苦しい作業のように
感じるかもしれません。

でも、そうじゃないんです。

話を聴いてもらうことは、
苦しい作業や大変な作業ではなく、
自分の心に愛情(栄養)を注ぐことなんですよね。

固くなった心をほぐし、
本来の力を取戻す、心のマッサージだと思います。

そうやって聴いてもらう事(愛を与えること)で、
無力ではないこと、自分でコントロールできること、
何をやっても無駄なんてことはないこと、
に気づく力が、内側からムクムクと湧いてくるんです。

それは自分でも、驚くほどの力で、
誰もが持っている力なんです。

そのように、人の力を借りることは、
自分でも未だ気づいていない、
自分の持つ力に気づくことでもあるんですね。

そこにあるのは、苦労や我慢ではなく、
心地よさや安らぎ、喜びや解放なんです。

一足飛びに解放、というわけにはいかないかもしれないけれど、
だからこそ、本来の自分の力に気づいた時、取戻したと感じた時の
喜びや達成感は大きいんですよね。

全ての人は、自然治癒力を持っているそうです。
自分に愛を与えること(人の力を借りる・話を聴いてもらう)で、
その力を取り戻すことができるんですね。

人の力を借りることは、
まわりまわって子どもの笑顔にも繋がると思います。
子どもの笑顔が溢れる社会は、暮らしやすい社会ですよね。
人の力を借りることが、社会貢献に繋がるんだなぁと思います。

e0171985_23181466.jpg

[PR]

by cherish-chu | 2011-02-17 23:46 | 生き辛さの対処法

「助けて」と言う生きる力

オレンジさんがパワハラ被害にあった話を聴いて、
やっぱりこういう人(加害者)はどこにでもいるんやなぁ、とか
レジリアンシー(心の弾力性)が機能している人は回復が早い、とか
いろいろ感じながら、

今日は、オレンジさんのブログに書かれていた、
『「自分がわるいと思っている人」は
相談しないだろうなと書きましたが
「こんな人も相談でけへんみたいやで」と
ほのかさんから教えてもらったのですが、』

の、”こんな人”について書いてみたいと思います。

ハラスメントなどの被害に遭った時、
問題を解決するのに大切なことのひとつに、
人の力を借りるということがあります。

オレンジさんがとった行動、
「話を聴いてくれる人に相談する」というのがそれですね。

しかし、多くの人がそうだと思いますが、
わたしたちは「人の力を借りよう」ではなく、
「人に迷惑をかけないように」
「何でも自分でできるようになりなさい」と、
人の助けを借りることは恥ずかしいこと、
情けないことであるかのようなメッセージを
受け続けて来ました。
困った時助けてもらう事(福祉など)は、
”人から哀れみを受ける事である”のような。

森田ゆりさんの『新・子どもの虐待(岩波ブックレット)』~p30~によると、
『思春期の子どもたちは、
「人に悩みを相談するともっと情けなくなる」
「惨めになるから相談しない」と口々に言う』
そうです。

しかしこの後『新・子どもの虐待』にはこのように書かれています。
『人に相談することは弱音を吐くことでもなく、
自立していないことでもありません。
逆にその人は自分への自信があるから
人に力を借りることができるのです。』



・・・困っている人は、惨めで、情けない。
哀れみの対象である、という誤った刷り込みがあると、
いざ自分が困っている人、になった時、
そのことをありのまま受け止めるのは難しいです。

”惨めで情けない”と”見下していた”対象に、
自分がなったなんて認めたくない、ということですね。

このように、人に相談する(力を借りる)ことが
「良くないこと・恥ずかしいこと」のような
刷り込みがある人も、相談しないだろうな、と思います。

このような刷り込みのない人は、
「困ったなぁ」→「よし、助けてもらおう」
と、とてもシンプルに、言わば当たり前の必要なことが、
必要な時にできる、ということなんですよね。

人の力を借りることは、
生きて行く上で非常に大切な生きる力です。
困った時、「助けて!!」と言える自分でよかったなぁと思います。

新・子どもの虐待―生きる力が侵されるとき (岩波ブックレット)

森田 ゆり / 岩波書店

スコア:



e0171985_23274397.jpg

[PR]

by cherish-chu | 2011-02-15 23:30 | 生き辛さの対処法

落ち込みから成長に繋げる方法

”なりたい自分”に向かってがんばっていても、
その時々で、失敗する時もありますよね。
”こうはなりたくない”人がするようなことを
してしまったり・・そんな時です。

でもでも・・
実は、このような時こそ、成長のチャンスなんですemoticon-0115-inlove.gif

このチャンスをどのように受け止めるか・・?!
私自身、今まで何度失敗したか・・数えきれません。
しかし振り返ってみると、こうした失敗が、
これまでの生き辛い古い回路を変え、
生きやすくするための新しい回路をつくる
きっかけになってきたことに思い当たります。

落ち込みや、失敗は、まさに天の采配、
次へのステップの入り口、なんですよねヾ(⌒∇⌒)ノ
どういうことかというと・・

emoticon-0155-flower.gif失敗する(思うようにいかない)と、自分を責めてしまいがちです。
例えば『あぁ、やってしまった・・!!』となった時に、
『何をやってるんだろう』
『今までやってきたことは何だったのか』
『なぜ、こうなってしまうのか』
などという、自責や後悔の念が湧く
とします。
この、失敗した事実の後の青字の部分が、古い回路です。

そしてまた、この青字の部分は、インナーペアレンツの声でもあります。
青字はそのまま『何やってるの!』
『今まで何やってきたの?!』
『なぜそんなことするの?』

という不適切な親の関わりに置き換えられます。
古い回路(経験)を頭の中で再現してしまっているのですね。

ですから、この回路がでてきたら、
今、インナーペアレンツが出て来た、と俯瞰で認識し、
距離を置き、声に巻き込まれないようにします。
これは”刷り込まれたものであって、私の声ではない”のですね。
これが新しい回路をつくることです。

これができると、かなりラクです。
せっかく日々がんばっているのに、
思うようにいかなかった、というだけでも疲れます。
その上に自分を責め、怒るのは、もっと疲れますよね。
そのようなダメージがなくなれば心と身体への負担はグッと減ります。

emoticon-0155-flower.gif次に、思うようにいかない、失敗する時というのは、
たいていが疲れている時です。
疲労が溜まると誰でも、普段できていることもできにくくなります。

ですから、青字の部分のような思考がでてきたら、
その声の主張するに任せておかず、
『疲れているというお知らせだな、休もう。』
『失敗してもいいんだよ』
と、責めるより労ることを意識します。
分析や評価より、疲れを癒す方向へチェンジです。
それが難しい場合は、慰めてくれる人に、
共感の声をかけてもらうこともいいですね。


つまり、この青字の声は、
気持ちではなく考え方のクセ
と言っていいと思います。
気持ちは変えられませんが、
考え方のクセは変えられます。

落ち込んだ気持ちは、休息や慰め・共感などの栄養で、
そのうちに回復していく(自然治癒力)ので、
負担がかかることは排除することが大切なんですね。


emoticon-0155-flower.gif疲れを予測することも大事ですよね。
そもそもの失敗の頻度を少なくするために、
疲れを予測して行動することです。
日常より体力を使うことをすると意識して休む、などです。
休んでいるのに、それでも”やってしまう”場合は、
今実行している以上の休息が必要、というお知らせかもしれません。

要は、自分のペースを掴む、ということが大事で、
がんばってもがんばっても、もっと頑張れと、言われてきた、
そんな生活を送ってきた人は、「えーーっ、そんなに休んでいいの?」
と思うくらい休んでもいい、ということもあるようです。

また、『今は疲れているので、イライラしやすい』
ということを頭に入れておくと、沸点まで行く前に
対処できたり、もし失敗しても『仕方ない』と
あきらめがつく、という利点があります。

(その他に限界設定という方法もとても有効です。)


そのようなことを繰り返して行くうちに、
新しい回路が強化されていきますので、
青字のような思考がでてきても、
取り込まれるようなことがなくなります。


失敗する(思うようにいかない)時というのは、
『そろそろ新しい段階に進もうか』という
自分自身の生きる力からのお知らせ、お誘いなんだなぁと思います。
ビッグチャンスを、逃す手はありませんよねemoticon-0105-wink.gif


e0171985_01099.jpg

[PR]

by cherish-chu | 2010-10-05 00:52 | 生き辛さの対処法

他者を尊重することと、プライバシーについて。

”自分を大切にする”ことを意識してから早や数年、
学び直しつつ人の助けをかりて実際に体感しつつ
意識して意識してそれを継続し積み重ねるうち、
”自分を大切にしていないので、他者も大切にできない”
という人のふるまいには敏感に気づくようになりました。

気づいているつもりでも気づいてなかったことの多い事。

機能不全家庭で育つことは、
安心・安全でない場所で暮らすことになる(危険が普通になる)
ので、大切にされていないことに気づかない、
即ち危険を危険と判断できない、判断が遅れるのです。
例)危険察知能力についての記事


さて、最近よく思うのは、
自分を大切にできない、ということは、
他者との境界線を引けない、ということでもある

ということについて、です。

だいたい、このようなことです。
■他者のものを、自分のもののように扱ってしまう、
■他者のものでも、自分は別にかまわないので、
他者もそうだろうと考え(あるいは深く考えず)
他者の意見を聞かず、了解を得ずに扱う。
■他者の個人的なことを、これくらい大丈夫だろうと、
(あるいは深く考えず)その人の了解を得ずに他の人に話す。

補足すると、
■これらを指摘されると、不機嫌になる。逆ギレすることも。
■そのくらいのことで、と矮小化、あるいは自身を正当化し、
相手の気持ちを斟酌することはない。

こう書いていて、どれも子育ての関わりで説明がつくなぁと思いました。
どれも、過干渉の(あるいは不適切な関わりの)親が子どもにしそうなことだなぁと。

このような”ブログ”において、
思春期くらいの子どもの話(プライバシー)を、
”うちの子はこうで、子育てって大変ですよねぇ”
と”微笑ましい話”として書くというような、
”深く考えていないのだろう”記事を散見すると、
その子どもさんの気持ちを思います。

思春期頃になれば、子どももいつまでも
そのように扱われるのはイヤでしょう。
それについて親がどのような価値観を持ち
接しているかによって、子どもへの影響も
天と地ほどに変わってくるだろうなとと思います。

成長のためにも、より繊細なプライバシー
への配慮が必要になってくるでしょう。
まして話題が”子どもの”トラブルや問題だと尚更。
子どもの了解をとっていたとしても、
”いいよ”と”言わされている”可能性もなきにしもあらず。


さて、そうした親の過干渉などによって、
他者との境界線があいまいになり、
それが相手にとってプライバシーの侵害であっても、
それを相手が”大切にされていない”と感じても、
そのような感覚(大切にされる)が育まれていないので、
”まさかそれがプライバシーの侵害とは思わない”
ということも少なくないようです。これは、怖いことです。

感覚って、言葉で説明してもわかりませんよね、体感しないと。
なのでそのことで、仮にこちらが「こうして欲しい」と”お願い”しても意図が伝わらず、
責められたように思ったり攻撃的になったりする、という事も、ありますよね。
(そうした反応は、こちらの記事認知の歪みにあるようなことかと思います)


大切にされてこなかった人は、
承認されることや受け止めてもらうという、
大切にされること=愛情を求めています。
意識、無意識に関わらず。
それと同時に、
求めている自分も、自分がされてこなかったと同じように、
他者を大切にせず、あるいは道具にしている、
という側面も併せ持つ、ということだと思います。

満たされないうちは、
自分がされてきたことを人にしてしまうことがあるのですが、
”まず自分”なので(これはわるいことではなく、当然のこと)、
自分のふるまいにまでなかなか目がいかないんですよね。

だからこそ、いつか目を向けられるように、
継続して栄養を、休息をとることがとても大切です。
反対に、搾取する人からは、離れる事も同じくとても大切なことです。

しかし本当に、子育てって、のちのちまで影響するんだな〜
・・と、改めて思った今日この頃でありました。
[PR]

by cherish-chu | 2010-09-30 14:07 | 生き辛さの対処法

ピカピカメッセージとギザギザメッセージ

子どもの自己肯定感(自分を、他者を尊重する大切な生きる力)
を育むには、毎日の親の子どもへの関わり方が大きく影響します。

日頃から親がこちら(子どもへの肯定的な働きかけ)で紹介したような
肯定的ストローク(ピカピカメッセージ)で接していると、
子どもの心は栄養たっぷりですくすくと育ち、ピカピカと輝きますが、
否定的ストローク(ギザギザメッセージ)を受けてばかりでは、
鬱憤が溜まり気持ちがささくれてギザギザになり、
親が困るような問題を起こしたり、身体症状が出たり、
さまざまな形でSOSを発するようです。

親も生身の人間なので、疲れている時には
ついつい口調がキツくなったり、
優しくできないこともありますよね。

気をつけたいのは、それが”いつものこと”にならないように、
"イライラすることが多くなってきたな"
"子どもの要求に応えることがしんどくなってきたな"
と感じたら、
信頼できる誰かに話を聴いてもらったり、
子どもをあずけて一人でゆっくり休む時間をつくったり、
気力と体力を回復させる(自分を大切にする)
など、

頑張り過ぎないこと、無理をしないこと、
育児や家事それらすべてを一人で背負い込まない
ことだと思います。

それが、子どもの人格形成に深く関わってくるのですね。
自分を大切にできる人(親)は他者(子ども)も大切にできる
ので、まずは親自身が自分に優しく(大切に)できないと、
子どもにも優しく(大切に)できないのです。

育児も家事も、何もかも自分でやらなければ、
母親ならできて当然、と親が頑張り過ぎてしまう
傾向にあると、そのような完璧さを子どもにも
求めてしまうようです。

「それぐらい、どうしてできないの」
「しっかりしなさい」

のようなギザギザメッセージを送り、
子どもを追いつめてしまうのですね。
(言葉にしていなくても、態度で
伝わってしまうこともあるようです)

子どもの自己肯定感を育むために、
”私は、普段どのような声がけをしているかな?”
と振り返ってみることはとても大切です。

それは、自分自身の体調や心の状態を
振り返ることでもあるのですね。

emoticon-0157-sun.gifピカピカメッセージの具体例emoticon-0157-sun.gif

『お母さんは、あなたのことが大好きだよ』
『ほんとうによくやったね!』
『がんばっているの、知っているよ』
『ほかの子にできて、あなたにできない
 ことがあってもいいんだよ』

emoticon-0156-rain.gifギザギザメッセージの具体例emoticon-0156-rain.gif

『ダメ・やめなさい』
『どうしていうこと聞けないの』
『やめないんだったら〜〜するよ』
『わるいことばかりして、ダメな子(わるい子)ね』
『もっとできるはずでしょ』

ピカピカメッセージは、自分自身にも
ぜひ言ってあげてくださいね。
パートナーや友達同士で言い合うのもいいですね。

子どもを尊重する、大切にするには、
まず自分自身を大切にする、ことから始まります。
ピカピカメッセージで、前に進む力、
心の栄養を溜めてくださいねemoticon-0115-inlove.gif

e0171985_23324648.jpg

[PR]

by cherish-chu | 2010-06-29 23:32 | 生き辛さの対処法

親が自身の欲求に気づこう

親が自分の欲求に気づき、どのような欲求も自ら認めることで、
子どもの欲求の存在も認められるようになります emoticon-0157-sun.gif

親自身が、自分の欲求の存在を誰かにしっかりと受け止めてもらい、
自身でその欲求の存在を認める必要があるのです。

欲求を持っているのは自分自身であり、それを否定することは
自分の存在を否定してしまうことになるからです。

自分の欲求は何だろう?と考える時、わかりやすいのが
A.H.マズローの欲求段階説です。

■マズローの欲求段階説とは?

人間の欲求は5段階のピラミッドになっており、
1から5へと順に満たしていくことで成長していく。

emoticon-0155-flower.gif (1)生理的欲求

人間が生きていくために必要な生理的欲求です。
水や空気、休養や睡眠、生命の維持などです。

emoticon-0155-flower.gif (2) 安心・安全の欲求

誰にも脅かされず、安心して安全に暮らしたいという欲求です。
身の危険を守り、生理的欲求を安定させたいと望みます。

emoticon-0155-flower.gif (3)愛情・帰属への欲求

仲間を求めたり、集団への帰属を求める欲求です。
誰かにかまって欲しい、というのもこれに当たります。
家族や仲間から信頼や愛情を得たいと思う欲求です。

emoticon-0155-flower.gif (4)承認欲求

他者に自分の存在を認めてもらいたいと言う欲求です。
独立した個人として注目されたい、理解されたいと願う欲求です。
満たすことで自尊心(わたしのままでいい)を持つことができます。

emoticon-0155-flower.gif (5)自己実現欲求

自分の能力や可能性を最大限に発揮し、
創造的な活動をして自己の成長を願う欲求です。
自分らしさや、心の豊かさ、自分自身を充実させることなどを求めます。
e0171985_1715522.jpg

(1)の段階が満たされて初めて(2)の欲求が湧く、
というふうに三角形の土台部分から、一つずつ順番に
すすんでいきます。

ですから、家庭に安心感や安全な環境がない場合は、
その場所から次の段階へ進めなくなってしまうのですね。

また、(3)の帰属欲求は、クラブ活動やサークル活動、
町内会やPTAなど、さまざまな社会でのコミュニケーション
手段を通じて、一人じゃないんだ、と思えるような、
”居場所を持つ”ようなことだそうです。

子どもが社会に出るまでに、(4)の段階まで満たすことが
できれば、自分の可能性を最大限に伸ばし、充実した
社会生活を送れると思うので、ぜひそのように
成長していって欲しいものですよね。

自分が欲求を抑えて(否定して)生活していると、
他者の欲求も認められない、ということが起こります。
そして、欲求を抑え込むと怒りに変わることもあるそうです。

親がまず自分の欲求に気づき、認めることが、
子どもの健やかな成長にも繋がるのですね。
自分はいま、どの段階にいるのかな?ということがわかると、
今の自分に必要なことも見えてくるのでは、と思いますemoticon-0115-inlove.gif

e0171985_1659524.jpg

[PR]

by cherish-chu | 2010-06-02 17:03 | 生き辛さの対処法