”感情”がダイレクトに伝わった経験

京都美術館で開催されたワシントンナショナルギャラリー展に行って来ました。
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今日までだったせいか
日曜日のせいか
いつもこうなのか、
すごい人出でした。

入った途端に
熱気がむぉ〜〜っと・・


ひとつひとつの作品に込められた、

エネルギーというのか魂魄というのか、

発するものが凄まじかったです。

じーっと見てると引き込まれそうでした。


間近で筆遣いなどを観ると、

作者の息づかいまで感じられそうだったし、

遠目で作品がズラリと並んでいるのを観ると、

それぞれが圧倒的な存在感とオーラを放つ

世界のスーパースターが一堂に会しているようでした。

作品から光が放たれているような。


今回、どの作品に胸をわしづかみにされるのか、

ドキドキわくわくしながら行ったのですが、

やっぱり、ゴッホでした。

展示の一番最後に登場で、最後から二番目のこちら

フィンセント・ファン・ゴッホ 《薔薇》1890

で、ジワジワと胸に迫って来て涙が溢れ、最後の

フィンセント・ファン・ゴッホ 《自画像》1889

でもう、嗚咽が・・

でもさすがに近距離に人がたくさんいるので、なんとかすすり泣きに。

・・もしまわりに誰もいなかったら、号泣してたと思います。

混んでいるので人長い時間観られないのですが、

もっと長ーーく観てたかったです。



ゴッホは1890年、37才で自ら命を絶ったと言われています。

亡くなる年とその前年に描かれた2枚の絵。

この絵から私が感じたのは、

言いようのない、巨大な悲しみ、苦しみ、寂しさでした。

まるでそれらの感情が絵から飛び出してくるように感じました。

自画像の目は、痛みや悲しみを知っている人の目だと、感じました。

ゴッホ、凄かった。

・・・やっぱり、本物は、凄い。

絵画を鑑賞していて、あんなふうに、

”感情”がダイレクトに伝わった経験は初です。

改めて、人間の能力って凄いなぁとかいろんなことを思いました。

ほんと、行ってよかったです。

またこういう機会があれば、ぜひまた何かを感じに行きたいです。


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# by cherish-chu | 2011-11-27 22:33 | スゴい人

触れた人の心を揺さぶりますよね。

ずいぶん感想書くのが遅くなってしまったけど・・

とにかく今、一番よく聴いてます。

斉藤和義 45 STONES

45 STONES(初回限定盤)

斉藤和義 / ビクターエンタテインメント



聴けば聴くほど味が出るというか・・

痒いところに手が届くというか・・

原発事故が起きて以来、

多くの人が感じているさまざまを、

すべて網羅した作品なのではと、思います。

そうそう!そうだよね!!と、

多くの人が共感できる楽曲が詰まっていると言う意味でも、

今、一番時代が求めているアーティストなんでしょうね。


人間が本来持って生まれているであろう、

”使命”についても、想いを馳せたりしつつ・・


詩がスゴいのはもちろんのことなんですけど、

メロディーも・・なんというか私は、

今まで感じたことがおそらくない、”郷愁”というのか、

”懐かしさ”のようなもの、をすごく感じます。


電車に乗って、窓外の景色を眺めながら聴いていると、

遠い過去というか・・内面の深いところへ旅するような・・

不思議な感覚に包まれます。

潜在意識に働きかけられているんだろうな、

と私は思っています。


特に”ウサギとカメ”の、メロディーがすごく好きで。。

初めて聴いたとき、不思議な気持ちになったくらいだったなぁ・・

ずっとそれを待ってたかのような・・

”おかえり”って言いたくなるような・・

音楽を聴いてなったことのない気持ち、でした。


電車の中で聴いてて涙がこぼれそうになって焦ったこと数回。

アニメのPVは何度見ても泣けてしまいます。




この曲のメロディーも、好きなんですよね。。

斉藤和義 やさしくなりたい

やさしくなりたい

斉藤和義 / ビクターエンタテインメント



欲しいところに欲しい音を出してくれる、というか、

ツボを押さえてるというか・・

そういう意味でとても気持ちのいい曲です。




しかしプロの仕事は凄い、と思います。

素晴らしい作品、というのは本当に、

触れた人の心を揺さぶりますよね。ガツーンと・・

グッとその世界に、持っていかれますよね。

いやぁ、揺さぶられました。持っていかれました。

ライブが楽しみです。

KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR2011-2012 "45 STONES"

まず泣くだろうなぁ・・・

今回はどのポイントで涙が溢れるのかなぁ。。

斉藤さんのかっこよさに圧倒されるのも、すごく楽しみです。



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# by cherish-chu | 2011-11-23 23:50 | スゴい人

評価では人は動かない

伊田広行さんのこの記事↓を読んで・・

『教育には支配(力による指導)がいるか?』

なるほど、そういう考えなのか、と思いました。

ずっと感じていたことが繋がったカンジです。


教育に限らず、あらゆる人間関係に支配はいらないです。

支配は、人を、自分と同じ人間である、という基本の対極、

相手をモノ扱いするということだから。


まず。。。

「あなたがしていることはわるい」とか「だめだ」

というふうに表現すると、このような場合伝わらないと思う。

なぜなら、暴力や迷惑行為で自分の存在をアピールしようと

する人たちにとっては、今まで学んだことと同じだから。

自分たちが学習してきたやり方と同じでは、

今までの自身を振り返り見直して見ようと思うほど、

心を揺さぶられる経験にはなり得ない。

今まで思って来たように、

「ウザイ」「説教なんて聞きたくない」

と感じて終わるだろうと思います。経験から。


「あぁ自分は、今までなんてことをしてしまっていたんだ」

と、他者を傷つけた自分に向き合うまでに深く自分を省みるには、

まず自分自身が己の傷つきに共感し慰められ、

乾いた心に水分、栄養を与えられることが必要です。

そういう追いつめられた状態の人に、

「だめ」「わるい」という”評価”は、

逆にその人の耳を塞がせてしまいます。


基本、自分がされたことを他者にしています。

自分がされた傷つき体験を、ほぐして癒すことなくして、

相手を思いやる気持ち、「そういうことをされたらどんな気持ちか」

という想いが湧いてくることはないのです。


心を閉ざしてしまっている人には、

「だめ・わるい」という評価の言葉は最も届きません。

聞かされ過ぎて縮こまっているからもう聞きたくないのだから。



人が何かをするのには、理由がありますよね。

暴力的なことをするにも理由があるのです。

そのような行為の裏に隠れた気持ちは、

人を困らせることで気づいて欲しいと訴えています。



行為のみを「だめ・わるい」と評価することでは、

人の心は揺さぶられません。反対に閉じていきます。

今までされてきた傷つき体験と同じなんです、やり方として。

そのしくみを知ること、体験することが、

教育の現場でも求められていると思います。



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# by cherish-chu | 2011-11-23 12:53 | 知っておきたいこと

”根拠のない自信”

いつの間にか"根拠のない自信"が戻って来ていた。

とてつもない悲しみに翻弄されていても、

抗いようのない喪失感に覆われていても、

いつの日かそれが私の一部として糧になる、

意味を見出して落ち着くところに落ち着く。

なるようになる。

新しい扉が開く。

それがどんな方法で、いつそうなるのか、

全くわからなくて迷走していても。


そんな確信が、一番内側に、ある。



いつの間にか、取り戻していたんだなぁと。。

感慨深い。


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# by cherish-chu | 2011-11-22 22:40 | こころについて

何より深く美しい。

追い込まれ、後がなくなることで

来し方を振り返り、

正面から向き合うことを覚悟した人たちは、

潔く、清々しい。



一本、筋が通っている。



もう、そうするしかない、

そうするのだ、と決めたその日から、

何かが芯に芽生えている。



そうやって真っ直ぐに見つめようとする人たちには、

もれなく気づきが訪れ、新しい扉が開かれる。



そうしてその人の輪郭は、

むき卵のように少しずついらないものが剥がれていって、

ぼんやりしたものからはっきりと明るいものへと変化していく。




痛み、悲しみ、苦しみ。どうしようもない辛さ。

そんな引き裂かれるような想いをも優しく包み、

大切な一部として慈しむ。

それがその人の芯をまた揺るぎないものにする。


人間の持つ、底力。


そのような人の笑顔は本当に、何よりも深く、美しいだろう。



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# by cherish-chu | 2011-11-20 22:49 | 大切なこと