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サイコーにカッコいい

思えば、いつもそうだった。

"枠(役割で生きる)"にはまりそうになった時、

身体か、あるいは心に症状が出て

"(枠を)はずしてくれ〜〜〜!!"

って騒いでくれていた。


ザワザワモヤモヤして

窮屈で、ジンマシンが出そうで

抜け出したくてたまらなくなるのだ。


いつも、"気持ち"が動いていた。

"無意識"が反応していた。



ただ、あまりに"枠の中生活"が長くなると、

気持ちが硬化してしまうのか、

慣れ過ぎてしまって当たり前になってしまって、

"枠の中にいること"に気づかないし、

"枠から出る"ことが怖くて

"目を背けるということに無意識が働く"

こともあるようだ。



そんなのは、イヤだ。

一気に老け込んでしまいそう。



枠に"はめられている"のではない。

枠に"はまっている"のだ。

はまるかはまらないかは、自分で選べる。



私の経験から言えるのは、

母親なんだから、妻なんだから、

女なんだから、という言葉が気になるということは、

それだけ、自分はその枠にはまりそうになっている、

ということ。

はまっていない人は、そもそも気にならないからはまらない。




役割で生きることを強要する人の声を止めることはできない。

同じように強要することになってしまうから。

気にならないところへ自分を持っていけばいいと思う。

そういう人が増えることで、

強要する人たちの声がトーンダウンするんだと思う。



強要する人も、"気にならない人"には、言えないのだ。

言う雰囲気じゃない、というか。

反応しないから面白くないのよ。

かまって欲しくてイジワルする子どもと同じように思う。




茂木健一郎さんの07,09,04のクオリア日記に、こうある。


若さとはロックンロールである。
そして、若い時にロックンロールのリズムをつかんだ人は、
うまくすれば一生ロックンロールをすることができる。



"枠にはまっていることに気づく"という感性も、

茂木さんの言うロックンロールのリズムのように思う。

ロックンロールのリズムは、失いたくない。

失ってたら、取り戻せばいい。

"枠にはまってない大人"は、サイコーにカッコいい。







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by cherish-chu | 2009-08-08 11:36 | こころについて